こんちゃ~神社マニア、やんちゃマダムでございます。
笠間市に鎮座されている「石井神社」をお詣りさせていただいたのだ。織物の女神様なのだが、パワフルウーマン伝説があるのだよん♪
▶鎮座地
茨城県笠間市石井1074
ざっくりすぎるご由緒
創建は不明だが、807年(大同2年)に再建されたらしい。部分的に新しめの木材が見えるので、所々改修はされているのだろう。
さてさて、この地にどうして「石井神社」が創建されたのだ?ってことなのだが、それはむかーしむかーし、神様時代の話にさかのぼる。
国譲りの時の話。
最後まで抵抗したのが天の甕星(あめのみかぼし)。香香背男(かがせお)とも呼ばれている神様だ。
香香背男をなんとかしてくれ~と鹿島の神様と香取の神様から大役を仰せつかったのが建葉槌命。合点だ!とばかりに香香背男の元へGO==3
香香背男は、周り4丈、高さ5丈の巨石に変身っ。え~っと、1丈は約3mってことなので、周り12m、高さ15m!かなりの巨石だ。建葉槌命は、この巨石を蹴飛ばした!で!その石は3つに割れて、そのうちの1つが笠間のこの地に落ちたのだそう。
「石井」という地名の元になっている。
香香背男の祟りを恐れて、建葉槌命を奉祀したとされている。
建葉槌命は織物の神様で女神のはずなんだけど、、、なんともパワフルな伝説だ。
実際に石が落ちたとされる場所は、石井神社から少し離れていて、御手洗になっているそう。昔は、御手洗のあたりも境内で、ここに馬をつないで参拝したのだとか。豊かな湧き水がわいていたようだ。
3つの石の1つが飛んできた!とされている神社は、笠間市の「石井神社」、那珂市の「石神社」、そしてもう1つは諸説あるのだが、城里町の「風隼神社」にも同じような伝説が残っている。
城里町に鎮座されている「風隼神社」をお詣りさせていただいたのだ。「かざはやじんじゃ」だよん♪風隼神社には、ちょっと面白い伝説があるのだ。 ざっくりすぎるご由緒 創立は、806年(大同元年)1月10日。 この地方を治めるた …
ご祭神、ご神徳
建葉槌命(たけはづちのみこと)
開拓の神(武運)、芸術、芸事、産業の神
建葉槌命は、経津主命と一緒に国譲りに貢献した神様で(日本書紀)、開拓の神とされている。また、茨城県那珂市で織物を伝えた神様でもあり、織物の神(芸術、芸事の神)、産業の神としても信仰されている。常陸国二ノ宮静神社に祀られている神様だ。
上を見上げると、屋根のはしっこに逆立ちをした狛犬さん。獅子瓦っていうのかな~上から、お詣りされた人たちを観察してる?キュートなお尻♪可愛らしい💛
御神木
樹齢数百年と言われるケヤキが御神木。このケヤキは元々は2本だったのだが、年月を経て1本の大木になったようだ。
∈( ̄o ̄)∋ ヘー
そんなこともあるのか~
根元の空洞内には、アマテラスオオミカミが、孫のニニギノミコトに齋庭(ゆにわ)の稲を授けている石碑(ご神像)がある。暗くて見えんけど、、、(-_-;)
境内の神社
火之加具土命(ひのかぐつちのみこと)
火除け、家内安全
大物主命(おものぬしのみこと)
海上安全、大満足足
天御中主神(あめのみなかぬしのかみ)
天照大神(あまてらすおおみかみ)
月読命(つくよみのみこと)
常陸坊海尊(ひたちぼうかいそん)
中風除災、病気平癒
中風って、、、何?ってことなのだが
脳出血などによって起こる、半身不随、手足のまひなどの症状のこと。
3回詣でれば、生涯に悩まされることがなくなる!とされているようだ。
200年以上前の鳥居
明治30年に建立された鳥居の一部。現在でも、宮大工はクギを使わないことで知られているが、明治の時代も同じようにクギが使われていないことがうかがえる。
200年以上の歴史を持つ鳥居だが、当時の墨書きがしてあり、それがそのまま残っているって、すごくね?、、、なのだ。
御朱印
宮司さんは常駐されていないので、御朱印を頂きたい時には、電話で確認してからがいいかと思う。
アクセス
駐車場は、拝殿に向かって左側じゃ。