立野神社
やんちゃマダムやんちゃマダム

こんちゃ~やんちゃマダムでございます。

常陸大宮市に鎮座されている「立野神社」をお詣りさせて頂いたのだ。目の前は小学校。のんびり~のどかな地域に鎮まっていらっしゃる神様なのだ。

大国ちゃま大国ちゃま

▶鎮座地

茨城県常陸大宮市上小瀬351

立野神社

創建は646年(大化2年)。久自国造(くじのくにのみやっこ)、物部氏の一族にあたる立野連(たちののむらじ)が鎮斎したとされている。昔の漢字の読み方は、なんとも独特だわねぇぇ~

最初は、現在の地域を含む立野山に鎮座されていたらしい。1596年~1615年(慶長)のいつか、、、この辺はあやふゃだが、白旗山の鹿島神社と合祀し、立野鹿島神社に。この地域(小瀬)の総鎮守となったそうだ。

立野神社

二の鳥居は木造。昭和46年に建立されたものと思われるが、時を経て味がでてきている。素敵だ♪左側には手水舎。石段を上がった高い所に神様が鎮まっていらっしゃる。

立野神社
ご祭神

級長津彦命(しなつひこのみこと)

級長津戸辺命(しなとへのみこと)

風を操り、五穀豊穣を守護する神様だ。風の神様って珍しいな~と思ったのだが、農作に風は欠かせない。農作物の受粉だったり、雲を祓ってくれるのも風。太陽がないと作物は育たないしな、、、。人が生きていくために、風を司ってくれるありがた~い神様なのだ。

古事記では「志那都比古命」と表記されている風の神様だが、日本書紀では「級長津彦命」と表記されている。

級長津戸辺命は、級長津彦命と同一視されることもあるが、その一方では、級長津彦命の妻とも、姉ともされる場合もある。

日本神話の面白いところ、いや不思議なところだ。それがいいのだが、、、

古事記の神生みの所に登場する。

立野神社

風化してきて味をだしている狛犬さんは、おそらく昭和11年のもの。丸みを帯びてきているフォルムが素敵だ♪

立野神社

拝殿前にあるのは、、、ご本殿は、南向き。馬の方向を向いているが、拝殿は南南東向き、、、ってことなんかな?

立野神社
末社の神様

八幡神社(誉田別命)

伊勢神明社(天照大神)

斎目神社(少彦名命)

稲荷神社(倉稲魂命)

天満宮(菅原道真公)

白山神社(菊理姫命)

素鵞神社(建速素戔嗚命)

鷺森神社(月夜見命)

八龍神

級長戸女命

鳴雷神

菊理姫命が祀られているのはめずらすぅぃ~茨城県では少ないんじゃないかな。

なんといっても、謎だらけの女神様。日本書紀にたった一行だけ登場する神様なのだ。商談成立、縁結びの神様だとされているが、、、ホントかな~謎だらけだから(^▽^;)

ところで、、、茨城県神社誌には、「鹿島神社と合祀」と書かれているのだが、鹿島の神様が、、、いねぇぇ~どういうこっちゃ?

立野神社

御朱印は、隣の宮司さん宅で頂くことができる。

大国ちゃま大国ちゃま

駐車場は、一の鳥居横じゃ。ひろ~い駐車場があるぞ。

*参考 茨城県神社誌