こんちゃ~やんちゃマダムでございます。
桜川市に鎮座されている「磯部稲村神社」をお詣りさせて頂いたのだ。神社の周辺地域も桜でいっぱい♪ほんのり温かくなってくる季節に、お花見しながらお詣りができて、感謝幸せ雨あられ💛なのだっ。
鎮座地
▶茨城県桜川市磯部字稲置772
(旧町名:西茨城郡岩瀬町磯部字稲置(いなぎ)
ご祭神
天照大神(あまてらすおおみかみ)
木華咲耶姫命(このはなのさくやびめのみこと)
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
栲幡千々姫命(たくはたちぢひめのみこと)
瀬織津姫命(せおりつひめのみこと)
日本武尊(やまとたけるのみこと)
天児屋根命(あめのこやねのみこと)
天太玉命(あめのふとだまのみこと)
玉柱屋姫命(たまはしらやひめのみこと)
天細女命(あめのうずめのみこと)
倭姫命(やまとひめのみこと)
玉依姫命(たまよりひめのみこと)
豊受大神(とようけのおおかみ)
多くのご祭神が合祀されているのが、磯部稲村神社の特徴の1つ。
木華咲耶姫命は、天孫降臨された邇邇芸命の奥さん。一夜にして妊娠したため、本当に俺の子か?的な疑いをかけられたが、炎の中で無事出産した!ということから、安産のご利益があるとされている女神様。
天手力雄命は、天照大神が岩戸にお隠れになった時に、大きな重たい岩を動かして、岩戸を閉じられたたくましい神様。
天児屋根命は、その時に祝詞を奏上された神様。
栲幡千々姫命は、織物の神様。安産や子授けの神様でもある。
瀬織津姫命は、神社で奏上される「大祓詞」に、穢れを祓う水の神様として登場する。
玉柱屋姫命は、伊勢神宮に鎮座されている伊雑宮(いざわのみや)で、倭姫命を出迎えたとされている神様。
倭姫命は、日本武尊の東征の際に、草薙剣を授けた神様。五十鈴川のほとりに、天照大神のお社を建てたとされている。
玉依姫命は、初代天皇「神武天皇」のお母さんだ。
ここにもあった!要石
要石は、国土安泰、地震災難を守護している、とされている。
要石と言えば、常陸国一之宮鹿島神宮と、千葉県の香取神宮で対をなしている!という伝説を聞くが、実は、磯部稲村神社にも要石があるのだ。
磯部稲村神社は、常陸国一之宮鹿島神宮の戌亥(北西)の鎮守のお社とされているのだ。
常陸国一之宮鹿島神宮の要石は凹型でナマズの頭を押さえ。磯部稲村神社の要石は凸型で、ナマズの尾っぽを抑えている、とされている。
これは、鎌倉時代後期、常陸国一之宮鹿島神宮を管理する神社として記録があるそうだ。
ちなみに、こちらが香取神宮の要石だ。丸っこいカタチをしているのだ。
合格パワーストーン
拝殿に向かって右側にあるのが、合格パワーストーン。五角形をしているが、これは自然石。ピンク色の石は桜の花びらの形をしている。真ん中にあるのは水晶。クリスタルクオーツ!その周りを、数種類のパワーストーンが囲んでいる。受験生に効果があるよ~っていう石を集めたらしい。素敵じゃあないかっ。
摂社、末社
拝殿右側に鎮座されているのが摂社。これまたたくさんの神様が祀られている。
鹿島社、香取社、息栖社、神前社、諏訪社、足玉社、小聖社、蔵王社、天神社、浅間社、稲荷社、咳嗽社
末社として、32社を祀っているらしい。
日立市の御岩神社には、188柱もの神様が祀られているが、磯部稲村神社も相当数の神様が祀られているのだ。というのも、創建されたのが、景行天皇の時代!と、かーなーりーの歴史を背負っているからなのだろう。
ご由緒
茨城県神社誌によれば、景行天皇40年、東夷平定を遂行された日本武尊が、伊勢の大神と鹿島の大神を鎮斎された、とされている。その後、成務天皇の時代に、宮居が整えられたんじゃあないか、、、と考えられているそうだ。
そして、文武天皇の時代に再建。天文8年に造営、、、と、その後も数度にわたり造営されているのだが、明治4年、放火によって社殿が焼失、、、。
大正2年に再建され、34社が合祀されたらしい。
咳嗽神社(飛地の境内神社)
磯部稲村神社から徒歩3分位のところに鎮座されているのが咳嗽(しゃびき)神社。
咳嗽大神
咳嗽とはせき込むことなので、のどや肺などをお守りしてくださる神様なのだろう。
愛宕神社(火産霊命、火具槌命)
雷神社(雷大神)
熊野神社(熊野速玉大神、熊野夫須大神)
白山神社(菊理媛大神、白山比咩大神)
淡島神社(少彦名命、大己貴命)
とーい昔は、咳嗽神社も含めての境内だったのかもな~現代では、道路を挟んで向こう側になってしまっているが。
というのも、ここに御手洗池があるからなのだっ。わりと大きめで、桜の花も咲く🌸 なかなか素敵な光景なのだよ~
御朱印
御朱印は、拝殿前に書置きが置いてある。
特別御朱印
桜祭り限定の御朱印。こちらも書置きになる。
アクセス
駐車場は、拝殿に向かって左側じゃ。道路を挟んだ所にあるぞ。
参考:茨城県神社誌