こんちゃ~神社マニア、やんちゃマダムでございます。
東海村に鎮座されている「大神宮」をお詣りさせて頂いたのだ。大神宮は、茨城一の宮。創建にあたっては、スピリチュアルな伝説があるのだよん。
▶鎮座地
茨城県東那珂郡東海村村松1
ざっくりすぎるご由緒
創建は708年。それには、スピリチュアルな伝説が関わっていて、茨城県神社誌にも記録が残っている。
「和銅元年(西暦708年)4月7日平磯前浦の巨巌怪光を発射しその光眞崎の浦に留る。住民畏れて占う。『伊勢の神なり』と。垂示に従って奉斎。祀職伊勢より来りて奉仕す。」
∈( ̄o ̄)∋ ヘー
って感じなのだが、、、摩訶不思議な現象ってあるもんなんだわね~
源頼義が西奥軍を進めるにあたり、戦勝祈願をして、社殿を造営したのだとか。神宮寺(虚空蔵、僧慈覚)ができたことで神仏習合を生じ、祭祀が乱れ、戦乱時には社殿を焼かれてしまった、、、。衰退、、、。
新しく神殿が造営されたのは徳川光圀公の時代。伊勢神宮からの御分霊を奉遷して「大神宮」と尊称されたそうだ。
ご祭神、ご神徳
天照皇大神(あまてらすすめおおかみ)
天手力雄命(あめのたぢからおのみこと)
万幡豊秋津姫命(よろずはたあきつひめのみこと)
天照大神は伊勢神宮内宮に祀られている最高神。古事記の中で、黄泉の国から帰ってきた伊邪那岐命が、みそぎをした時に、左目から成った神様。
天手力雄命は、天照大神が天の岩戸にお隠れになった時に、その手をとってお出しした神様。瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)の天孫降臨の時にもお供している。
万幡豊秋津姫命は、造化三神「高皇産霊神」の子。天照大神の孫にあたり、瓊瓊杵尊の母になる。
●天照大神
家内安全、交通安全、海上安全、病気平癒、子宝、安産、商売繁昌、試験合格、就職成就、良縁成就、方位除 など。
●天手力雄命
力、衰退した力を復活させる、スポーツの神
●万幡豊秋津姫命
家内安全、開運、商売繁昌、清め祓い など。
まあ、なんでもござれ~的なご神徳の数々(^▽^;) なのだっ。
子宝、安産祈願のなで犬
拝殿前に何かいるっ。よーっく見てみると、、、犬がいっぱいだ~ごろんと横になっている犬もいれば、おねだりしている犬、遊ぼうよ~と言っているような犬。それぞれにポーズをとっているのが微笑ましい。
なで犬だ。犬は流産しない、とされているためか、安産祈願、子孫繁栄、健康成長祈願ができるようだ。真ん中に親犬、その周りを12匹の子犬が取り囲んでいて、子犬には、それぞれ干支が書かれている。
●子宝を願う場合は、親犬と自分の干支の子犬をなでる。
●安産を願う場合は、親犬と、子が産まれてくる干支の子犬をなでる。
●子供の成長と健康を願う場合は、子供の生まれ年の干支の子犬をなでる。
●子供の平癒を願う場合は、自分の干支の子犬をなでる。
光圀公腰掛石
徳川光圀公は義公。徳川斉昭公は烈公。
かなりでか目の石。苔むして味が出てきている。この石に座って、何を思ったんだろう、、、
境内の神社
鹿島神社(武甕槌命)
塩釜神社(塩土翁命、興玉命)
津明神(興玉命)
座留神社(猿田彦命)
疱瘡守護神社(大己貴命、少彦名命、月読命)
稲荷神社(宇賀魂神)
素鵞神社(素戔嗚命)
琴比羅神社(金山彦命)
大杉神社(大己貴命)
八幡神社(誉田別命)
秋葉神社(軻遇突智命)
晴嵐神社(大己貴命、武甕槌命)
水戸八景村松晴嵐
境内の裏側へ歩いていくと、水戸八景とされている場所に行くことができる。
村松海岸
境内から行くことができる「村松海岸」。砂地がずーっと続く。が!海岸と言っても、海はかなり遠い、、、(^▽^;) 砂地で足をとられるので、途中であきらめたのだわ、、、。
御朱印
社務所で頂くことができる。
アクセス
駐車場は、鳥居の右奥じゃ。隣の、村松虚空蔵堂の駐車場と間違えんようにな。