こんちゃ~神社マニア、やんちゃマダムでございます。
笠間市に鎮座されている「稲田神社」をお詣りさせて頂いたのだ。夫婦&父母が祀られている珍しい神社。ちょっと離れたところにある「奥の院」が神秘的な神社なのだよん♪
▶鎮座地
茨城県笠間市稲田763
鳥居の左右は住宅地。ここに住む人達は、毎日鳥居をくぐっているんかな~稲田姫と言えばヤマタノオロチ伝説。その伝説からできた風習があるらしい。
稲田姫がヤマタノオロチに追われたときに、茶の根っこにつまづいて転び、目を痛めたのだそう。そのことから、神社はもちろん、崇敬者の家にはお茶や松の木がなく、お正月の角松も作らないのだとか。
新治の国造(くにのみやっこ)が、この地方を収めた時に創建された、とされており、加波山を正面に見る霊地だ。創建にあたっては、これまた神秘的な伝説がある。
昔、若者が水を汲みに来た時、水面に美しい女性の姿が映りました。驚いて若者が顔を上げ「貴方様は誰ですか?」と聞くと「私はスサノオノミコトの妻、クシイナダヒメです。天から降りてきたのですが、ここに住もうと思います。私の父と母の祠と、私達夫婦の宮を作り、好井の水で酒を作って備えてください。」そう言って姿を消しました。
ここから少し離れたところに奥の院があるのだが、奥の院には伝説にでてくる泉がある。昔は、奥の院までを含む、ひろーい境内だったんだろうな~
奇稲田姫之命
香取神社(経津主命)
天満宮(菅原道真公)
山王宮(大山咋命)
神明宮(大日霊貴命)
縁結び、安産、身体健全、学業成就、眼病治癒、交通安全、商売繁盛、家内安全
拝殿に向かって右側には、旦那様の素戔嗚命のお社が鎮座。そして、、、
一般的に、狛犬さんが鎮座するであろう場所には、稲田姫のお父様が祀られた脚摩乳(あしなづち)神社と、お母様が祀られた手摩乳(てなづち)神社が!つまり、、、両親に見守られながら、ご夫婦で鎮まっていらっしゃるのだ。
とても静かな境内だが、穏やかで優しい空気が流れているように感じる。
脚摩乳神社(足名椎命)
手摩乳神社(手名椎命)
稲荷神社(宇迦御魂命)
秋葉神社(軻遇突智命)
天満宮(菅原道真公)
山ノ神社(大山祇命)
八雲神社(素戔嗚命)
さて、ここから少し離れてはいるのだが、奥の院へGO==3
稲田神社の、宮司さんの奥様が教えてくださった奥の院。稲田神社から、車で5分程度の所に鎮座している。
稲田神社の右奥にはグラウンドがあるのだが、グラウンドを横切って、裏参道から歩いていくこともできる。昔は、グラウンドがあるあたりも境内だったのだと想像できるが、現在は、ちょっとわかりにくい場所にあるため、地図を書いてくださった。感謝幸せ雨あられ💛ありがたい。
奥の院は、緑豊かな森の中に静かに鎮座されている。
駐車場はないのだが、すぐ隣のお宅の庭に停めてOK。犬が吠えるが、、、(;^_^A 奥様が出てきてくださり、パンフレットをくださった。この辺りのネットワークができているようだ。
覗いてみると、お供え物があがっていて、丁寧に管理されているようだ。
神秘的な雰囲気を醸し出している泉。ここが伝説の泉だ。
伝説の中に「好井の水で酒を作って備えてください。」そう言って姿を消しました。
とあるが、、、
「三田」という3つの田がある。ここで作ったお米でお酒を作ってお供えするそうだ。
太鼓岩。なんで太鼓なのかわからんが、、、太鼓のような形をしているからなのか?
鳥居をくぐって進むと石段があるのだが、石段手前右に宮司さんのお宅があり、御朱印を頂くことができる。
駐車場はないが、鳥居をくぐった通りに停めることができる。