出雲大社
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こんちゃ~神社マニアやんちゃマダムでごさいます。

笠間市に鎮座されている「常陸国出雲大社」のお詣り記事。ちょくちょくお詣りさせて頂いている神社の1つ。ご縁を頂いているな~と感じる神社なのだ。大国様のお社だよん♪

大国ちゃま大国ちゃま

▶鎮座地

茨城県笠間市福原2006

ざっくりすぎるご由緒

出雲大社

島根県出雲大社教の傘下として、昭和26年に出雲大社初台教会として「大国主大神」の御分霊を奉斎したことから始まり、平成2年には「出雲大社常陸教会」と改名。

平成26年9月16日に「常陸国出雲大社」として、出雲大社教から独立したそうだ。ご本殿と拝殿が造営されたのは、平成4年(1992)12月4日のこと。

なんで笠間なの?ってことなのだが、、、

「常陸国」は、日が昇るところ、「島根県」は日が沈むところ、とされていることに関連しているらしい。宮司さんは、7歳の時に大注連縄の啓示を受け、更に、神社建立場所においては大国主大神の啓示を受けたことから、笠間市福原の地に聖地を求めたそうだ

日が沈み休まる島根県の出雲大社から、大国主命の次男、建御名方命(たけみなかたのみこと)が鎮まる長野県「諏訪大社」を通って、日が昇る!とされる常陸国へと直線上で結ばれているのが、茨城県笠間市なのだとか。

なんとも神秘的ではないの~

出雲大社の分社は、東京都や神奈川県にもあるが、茨城県にもやってきたーー!って感じ♪大国様を身近に感じられて感謝幸せ雨あられ💛 なのだっ。

ご祭神、ご神徳

ご祭神

大国主命(おおくにぬしのみこと)

ご神徳

国づくりの神、国土の守護神、死後の霊魂守護

農林豊穣、水産豊漁、商売繁盛、開運招福、厄除け、縁結び

「死後の霊魂守護」って、何ぞや?ってことなのだが、、、死後の魂をも守ってくださる!ってことなのだ。生きている間、どの神社の神様も、分け隔てなく守ってくださるものだが、死後の霊魂まで!っていうのは、大国主命ならではだと思う。

死後の世界って、だ~れも知らないもんね~経験して戻ってくることはむずい訳だし(^▽^;) むずいっていうか、できんわーーっ。

それゆえ、閻魔様がいて、、、とか、怖いイメージがつきまとってしまうわけで。けど、大国主命は、怖いイメージを払拭してくださる♪とってもありがたい神様なのだ。

古事記によれば、、、天照大神は現世を守り、大国主命は死後の世界を守護する。そーゆー具合になってるんですわ。

縁結び体験談

縁結びっていうと、恋愛とか結婚とかをイメージするかと思うが、それだけではない。人と人との縁、仕事との縁など、あらゆることに関係している。

実は、ワタクシの仕事の縁を結んでくださったのだ。

面接の後、同じ地域だからお詣りしていこ~って軽い気持ちで常陸国出雲大社をお詣りさせて頂いたのだが、面接の翌日に採用の連絡を頂いたのだ。WAOーー♪

後で聞いた話なのだが、多くの人は、1週間後や10日後に連絡をもらった、と言っていたから、かなり早い縁結びだ。

けど、、、

出雲の大神様が仕事の縁を結んでくださった♪と感じたのは、それから2年後、、、(;’∀’) なんてどんくさいんだワタシっ。というのも、「縁を結んでください」と、お願いしたことがなかったからなのだろうな、、、。

それはつまり!お願いせずとも、必要な縁はちゃんと結んでくださる、ってこと。ありがたや~

新しくなったしめ縄

出雲大社

とにっかく桜が美しい💛 一の鳥居をくぐると、桜のアーチが出迎えてくれる。桜が終わるとつつじの花。秋の紅葉もまたオツなのだ。

この写真のしめ縄は、鎮座当時のしめ縄。20年間の重みを感じる風格なのだが、2022年に、新しいしめ縄にかけかられたのだ。

出雲大社

美すぃ~♪今の時代、しめ縄用の藁を作る農家さんが減ってきているらしく、これだけの藁を確保するのも大変なんだろうなと。

拝殿

出雲大社

一般的な神社だと、拝殿には扉があって、閉じられていたりするものだが、常陸国出雲大社には扉がなくってオープン。ご祈祷されている様子もじっくり拝見することができるし、祝詞も聞こえてくる。祝詞が聞けるのって嬉しくって♪それはもちろん、ご祈祷を受けている方への祝詞なのだが、、、

出雲大社

でっかいーーっ。出雲一刀彫「藤井孝三氏」作。1本の木から掘られているらしい。

木造の大国主命と、手のひらに乗った少彦名命。まあ、想像のお姿なんだろうけれど、迫力があるんですわ。

ご本殿

出雲大社

拝殿で、二礼四拍手一礼をしたあとは、ご本殿へ向かい、手を合わせるのがおすすめ。実は、ご祭神の大国主命は、こちら側を向いて鎮座されているのだ。つまり!拝殿から見ると、横向きーー。ご本殿横から手を合わせると正面になるのだ。割と知らない人が多いらしく、ご本殿まで足を運ぶ人が少なめなんですわ。

なんで、二礼二拍手じゃあなくって、二礼四拍手なの?ってことなのだが、、、

二礼二拍手っていうのは、明治時代に統一された作法。それ以前、、、とーい昔の作法では、二礼四拍手なんだそう。

笑う狛犬さん

出雲大社

いっちばん最初にお詣りさせて頂いた時は、なんて怖いお顔をされているんだろう、、、と思ったのだが、何回も足を運んでいるうちに、笑っているお顔に見えてきたから不思議~口角あげあげじゃん♪可愛い♪とさえ思える💛 自分の心の変化なんだろうな~

出雲大社

狛犬さんのお腹から天照大神が!まぶしーー。

龍蛇神社

出雲大社

ご祭神の、大国主命のお使いが「龍蛇」。難・水難の守護神。また血の道の障りなどを除いてくださる神様なのだ。

どうして「龍蛇」が神様のお使いなのかっていうと、それには、ふるくからの伝説のようなものが関わっている。

「龍蛇」はウミヘビ。セグロウミヘビだとされている。背中は青みがかった黒色。お腹は黄色。尾には波形の模様。頭は平らで細長い。鼻は背中。

とまあ、一般的なヘビとは見た目がかなり違っているわけで。

泳げるには泳げるのだが、海岸に打ち上げられると動けず、、、こういったヘビを、出雲大社に奉納したり、神棚に祀ったり、、、そういう風習が残っているのだそうだ。

出雲大社には、「神在祭」という神事がある。全国の神様が、出雲大社に集まって会議を開く!という神事。主に、縁結びの会議なのだが、、、。神様方は海からやってくる!ってことで海岸で神事が執り行われるのだが、その時、大勢の神様をお迎えするのが「龍蛇」だとされている。

出雲大社

常陸国出雲大社では、木彫りの龍神様が出迎えてくれるよん♪

薬神神社

出雲大社

大国主命と共に国造りをされたのが、ある日突然海からやってきた神様、少彦名命(すくなひこなのみこと)。

掌に乗ってしまうほど、小さな小さな神様。一寸法師の元になった神様だとも言われているのだ。医薬の道に優れた神様ってことで、病気・怪我からの回復や癌封じなどのご神徳を授けてくださる。

手前にあるでっかい石は、「さざれ石」。

スピリチュアルな体験談

出雲大社

常陸国出雲大社に突如現れた狛犬雲。

決して近くはない常陸国出雲大社だが、お詣りを始めたころは、わりと頻繁に足を運んでいた。あれは、秋だったか冬だったか、、、枯葉が多い季節だった。

お詣りを済ませてベンチで休んでいた時、風が吹いて、たくさんの枯葉が足元に集まってきた。

??? あれれ?もしかして、枯葉を持ち帰れ~ってか?

その時思い出したのは、「神社にあるものはすべて神様の家のものだから、何1つ持ち帰ってはいけない」ということ。

だから、その枯葉に触ることはしなかった。

バッグをベンチに置いて、裏を向いて写真を撮っていた。そして振り返ったら!

!!!

まさかのまっさか~べっくら~バッグの上に、枯葉が1枚乗っていた、、、でも、神様の家のものだもんね。枯葉を下に置かせていただいた。そして、ご本殿の方へふら~っと。

!!!

何?何か首に落ちてきたっ。

恐る恐る触ってみると、、、枯葉だ、、、(;^_^A

「はい、神様。ありがたく頂戴いたします。」

当時、ワタクシは、お詣りはしていたものの、お守りやお神札などは頂いていなかったわけで。それはつまり、家に神様の依り代がない!ってこと。神様や眷属は、時として家に来てくださるのだが、その時の目印になるのが依り代なのだ。

依り代がない我が家に、神様が直々に依り代として枯葉を下さったのだ。ご縁を頂けたんだな~と。とてもありがたいことだ。

その枯葉は、1年間折敷の上に置かせて頂き、常陸国出雲大社へお返しさせていただいた。今では、お神札もお守りも頂いている。

出雲大社

そしてまた、スマホのシャッターが押せない!という経験もしている。いきなり画面が真っ白になったり真っ黒になったりして、シャッターが押せない!というのは、神社では時々経験しているが、常陸国出雲大社でも経験した。

しばらくすると戻るのだが、後にインターネットで調べてみると、スマホのカメラシャッター不具合がぞろぞろでてくる、、、が!そうじゃあないんだよーーっ。違うんだってばっ!

ご神気が強い神社あるあるなのだ。やっぱり常陸国出雲大社はスピリチュアルだあ~

スピリチュアルだった春季大祭2023

出雲大社

以前は木々が生い茂っていた鳥居だが、新社務所が完成してすっきり整ったのだわ~

お詣りするたびに思っていたのだが、どうしてここに鳥居があるんだろう?ちょっと位置がおかしくね?ここから左側に拝殿&ご本殿があるのだが、、、実は、常陸国出雲大社は未完成!現在のお社は、現世をお守り頂く大国主命が祀られている。けれど、大国主命は、実は、現世&亡くなった後の世の両方をお守りくださる神様だ。つーことで、鳥居より右側には、亡くなった後にお守り頂くお社を創建すべく、土地が開けられているのだ。

この鳥居は、両方のお社の真ん中に位置する!ってことなんだろう。

出雲大社

2023年5月21日、春季大祭に参列させて頂いた。とてもありがたいことだ♪玉串奉納もさせて頂いた。感謝幸せ雨あられ💛

出雲大社

この日は、拝殿の奥の扉が開かれ、ご本殿の扉も開かれた。

風もなくて、あっついな~と、持っていたパンフレットを団扇のようにパタパタしていたのだが、、、ご本殿の扉が開かれると、心地よい風が吹きわたった。

しばらくすると、ワクシの鼻のあたりに、白いモヤがもわ~すぐに消えてしまったのだが、大神様が来てくださったのだろう。もしかしたら、参列者1人1人を見て回っていたのかも知れない。

またしばらくすると、今度は、小さな可愛らしい蜘蛛が!ほっそい足が8本。こんなにきゃしゃで小さいのに生きているんだな~なんて健気なんだろう。よそ見をしているうちにどこかへ行ってしまったが、大神様の歓迎のサインなんだろうな~

大祭の後はご本殿参拝。神庭へ入らせて頂き、大神様に一番近いところで手を合わせることができた。幸せだぁ~♪

出雲大社

奉納太鼓。社務所内の山鬼ホールでは、奉納三味線&尺八があった。有名な人達らしい。

迫力満点っ。素敵すぎる!山鬼ホールの絵画

出雲大社

新しい社務所奥には、山鬼ホールがある。どうして「山鬼」?ようわからんけど、、、が!山鬼ホールは、まるで美術館じゃあ~~素敵すぎるっ。

出雲大社

天井には「宇宙蛇」。すげーー!!!蛇神は、神性と霊威を帯びた水の神様。脱皮による死と再生という生命力。神獣なのだ。

龍&蛇は、常陸国出雲大社とはふか~い関係があるゆえなんだろうな。

出雲大社

龍かと思ったのだが「須佐之男命」だったわ。ヤマタノオロチを退治した強い神様ってことで、その強さが恐ろしいほどに表現されてるわ~迫力満点っ。刀を食ってるよ~

出雲大社

え~っと、、、お相撲さんですか?と思ったのだが、天手力男命(あめのたぢからおのみこと)でした(^▽^;) 天の岩戸の扉石をぽ~ん、、、と放り投げて、天照大神が二度と戻れないようにしめ縄を張った神様。これもまた、力が強い神様!ってことで、迫力があるわ~

出雲大社

ん?これは??これも神様なのか?と思ったのだが、、、「レッドバナスパティラージャ」という獣神らしい。インドネシアの聖なる獅子神「バロン」と同体なのだとか。

ガラス工房&お食事処

出雲大社

樹木葬霊園、ペット霊園まで備えている常陸国出雲大社の境内はとても広い。その中に、ガラス工房やお食事処などもある。

出雲大社

お断りをさせて頂き、写真をとらせていただいた店内。ガラス細工の他、年末になると、干支の置物なども扱われる。

この奥にあるのがお食事処「ぷりえーる」。稲庭うどんや常陸秋そば、スイーツなどがある。ワタクシは、てんぷらそばを頂いたことがある。ふつーにおいしいよん♪

通常御朱印

出雲大社

特別御朱印

出雲大社
出雲大社

通常御朱印の他、年に数回、季節の御朱印が頒布される。桜の御朱印と椿の御朱印。朝顔に紅葉。和紙に刺繍が美しい🌸 刺繍の御朱印って最近は増えてきたかな~丁寧に作られた御朱印なのだ。

出雲大社

大しめ縄かけ替えの時、クラウドファンディングをしていた。ワタクシも応援させて頂き、その返礼品として頂いた、御朱印と御朱印帳。

アクセス

大国ちゃま大国ちゃま

駐車場はとても広い。観光バスも余裕で停められるぞ。