こんちゃ~神社マニア、やんちゃマダムでございます。
ひたちなか市に鎮座されている「四郎介稲荷神社」をお詣りさせていただいたのだ。神様にいたずらされた~ちょこっとスピリチュアルな神社なのだよん♪
▶鎮座地
茨城県ひたちなか市湊中央2-2-25
ざっくりすぎるご由緒
1289年(正応2年)に倉稲魂命を勧請。
1594年(文禄3年)に、飯塚四郎介さんが、氏神として鎮斎したらしい。それはつまり!個人崇拝されていた、ってことになるんだろうな。生きていたら429歳!だわな、、、(^▽^;) 願い事は必ず叶う!とされているらしい。
明治になって社殿が造営され、一般人も参拝できるようになったのだとか。
ご祭神、ご神徳
扁額には「正一位宇賀魂神社」と書かれている。歴史を感じる扁額だ。
宇賀御魂命(うかのみたまのみこと)
古事記では「宇迦御魂命」、日本書紀では「倉稲魂命」と表記されている食べ物の女神様だ。
農耕発展、商売繁盛、諸願成就など
何かが燃えてるっ。って思ったら、宝珠。四郎介稲荷神社の神文は「宝珠」なのだ。
「宝珠」ってなんぞや?ってことなのだが、、、災難を除き、思い通りにする珠のこと。龍神が持ってるわよね~四郎介稲荷神社では、願い事は何でも叶う!とされているけれど、宝珠のお陰でもあるのかも~
素晴らしい彫刻
とにっかく彫刻が素晴らしいのだ♪拝殿上部には亀。
宝珠を持った龍がいたり、、、
きつねがいたり、、、
鯉がいたり、、、
ボタンの花も🌸
彫刻の素晴らしさから、令和2年には、ひたちなか市の指定文化財に指定されている。
笑う狛きつねさん
笑ってる~♪丸っこいフォルムに時の流れを感じるな~
奥には白きつねさんが鎮座されているが、今風のきつね姿。カクカクしていて威厳を感じるお姿だが、個人的には、こーゆー古めかしいものが好きだ♪見ているワタクシまで笑顔になってくる。
末っ子のきつねが守る神社
宮司さんが、4匹のきつねのお話をしてくださった。
現在の、常陸国二の宮静神社が鎮座されている山奥に、4匹の兄弟きつねがいた。きつねにも色々な性格があるらしく、悪さをするきつねがいたそうだ。それを知った4匹の兄弟きつね達は、なんとかしようと相談をした。
長男きつねは山を守り、次男きつねは野原を守った。三男きつねは米などの田畑を守り、末っ子のきつねは海を守ることになった。
長男きつねと次男きつねは、どこだったか忘れたが、現在はお寺にいるそうだ。三男きつねは、現在の「笠間稲荷神社」を守っている。末っ子のきつねが、四郎介稲荷神社。近くには海が広がり、塩の作り方などを伝授したりしたそうだ。
境内の神社
足尾神社(面足命、惶根命)
千勝神社(猿田彦命)
賀穂稲荷神社(宇賀御魂命)
惶根命って聞いたことないな~と思ったら、神代七代に登場する神様の別名だった。面足命と一緒に成った神様アヤカシコネノカミのこと。面足命とは夫婦なのだ。
ある時天と地が別れ、高天原にアメノミナカヌシという神様が成りました。その後に、タカミムスヒノカミとカムムスヒノカミが成りました。3柱の神様は、男女の区別がなく、成った後にすぐ姿を隠してしまいました。 出来上が …
足尾神社へスマホのカメラを向けた時のこと。
!!!!
真っ黒だーー!!!
またか、、、栃木県の大前神社では、画面が真っ白になったことがあった。だから、さほど驚くことはないが。
後ろから、神様が覗き込んでいたのかな、、、それとも、ただのいたずらなのか(;’∀’) いいけど、、、ご神気が強い神社アルアルなのだ。ほどなくして画面は戻り、写真をとることができたので、良しとする。
御神木
足尾神社裏にあるのが御神木。立派な欅だ。もしかしたら、木の上に神様がいたのかも~
明治時代の手水舎
明治21年、越後国岩船に住んでいた船長さんが寄贈したらしい。越後と言えば新潟県。新潟県から茨城県の那珂湊まで船で来たんかな~。何かしらのつながりがあったんだろうと想像する。
こっそりきつねさん
拝殿からご本殿に向かったら、、、あら?こんな狭い所にもきつねさんが。
裏側からも神様をお守りしているんだわね~
御朱印
基本的に、宮司さんは社務所に常駐されている。
が!
前回のお詣り時にはお留守だった、、、(-_-;)
今日も、神社に着いた時にはお留守、、、いないのか~と思いながらも、彫刻を眺めていたら、ぶーーん!と1台の車が到着~宮司さん登場なのだっ。用事があると、お出かけしてしまうこともあるそうだ。
拝殿の扉を開けて下さり、中も見せてくださった。感謝幸せ雨あられ💛
四郎介稲荷神社の神様は「お前は、2回はお詣りしなさい」って言いたかったんだろうな~
アクセス
境内に車を停めることができるぞ。