こんちゃ~神社マニア、やんちゃマダムでございます。
常陸大宮市の「諏訪神社」をお詣りさせて頂いたのだ。
▶鎮座地
茨城県常陸大宮市西野内1170
創建されたのは806年。大同元年のことだ。信州諏訪の御分霊をお祀りしたのが始まり。最初は、寺僧が奉務されていたらしい。
1481年(文明13年)、1607年(慶長12年)に造営。その後、この地域が、西野内、山形、舟生の3つの村に分かれたとのこと。3つの村のうちの「西野内」に鎮まっているのが、この諏訪神社ということになる。
その後も造営を重ねているのだが、1691年(元禄4年)、徳川光圀公により供僧や仏具が廃止され、神職奉務となったのだとか。その時に、銅鏡一面が奉納され、社宝となっているようだ。
扉が閉じられた拝殿と開け放たれた拝殿とでは、全く印象が違ってくる。開け放たれた拝殿を見ると嬉しくなる。ご神気具合が違うって言うのかな~ありがたい空気感♪気持ちよくお詣りができるのだ。
こじんまりとした神社だが、丁寧に管理されているんだろうなと。苔むしてきている境内は、とても味がある♪
建御名方命(たけになかたのみこと)
建御名方命は、出雲大社のご祭神、大国主命の息子だ。
国譲りの時に、武甕槌命に敗れ、諏訪の地に閉じ込められてしまった神様だが(古事記)、開運、招福、交通安全、五穀豊穣などのご神徳を授かることができる。
素鵞神社(素戔嗚尊)
八幡宮(誉田別命、神功成功)
稲荷神社(倉稲魂命)
鷺森神社(月読命、大己貴命、少彦名命)
天神宮(菅原道真公)
愛宕神社(軻遇突智命)
浅間神社(木花開耶姫命)
別雷皇神社(別雷命)
熊野神社(伊弉諾尊、速玉男命、国常立命、天照大神、忍穂耳尊、瓊瓊杵尊、彦火々出見尊、葺不合尊、軻遇突智命、埴山姫命、罔象女命、稚産霊命)
駒形神社(保食命)
へえ~と思ったのは、葺不合尊っ。彦火々出見尊もそうだけど、神社巡りをしている中で、初めてお目にかかったのだ。茨城県では、なかなかないんじゃないかな~
葺不合尊(うかやふきあえずのみこと)、彦火々出見尊(ひこほほでみのみこと)は日本書紀に登場する神様。彦火々出見尊は、古事記では、火遠理命(ほおりのみこと)として登場するが、木花開耶姫命の三男になる。山幸彦(やまさちひこ)というあだ名がある神様だ。
彦火々出見尊は龍宮城へ行き、豊玉姫と結婚するのだが、その子が葺不合尊。葺不合尊は玉依姫と結婚して子を生むのだが、その四男が初代天皇、神武天皇だ。
御朱印は、鳥居斜め前の宮司さん宅で頂くことができる。
お宅へお邪魔したら、縁側で猫ちゃんがくつろいでいた。人なれしていて、触っても逃げない~かわゆい♪神社でご神気に触れ、すっきり~なのだが、そこに癒しを届けてくれる存在かな~
駐車場はないが、鳥居前のスペースに停めさせていただいた。
*参考 茨城県神社誌