常磐神社
やんちゃマダムやんちゃマダム

こんちゃ~やんちゃマダムでございます。

水戸市偕楽園に隣接している「常磐神社」をお詣りさせて頂いたのだ。若い年代には?かもだが、水戸黄門でお馴染みの、天下の副将軍徳川光圀公と、斉昭公をお祀りしている神社なのだよん♪

大国ちゃま大国ちゃま

▶鎮座地

茨城県水戸市常磐町1-3-1

常磐神社
ご祭神

徳川光圀公(義公)

 高譲味道根命(たかゆずるうましみちねのみこと)

徳川斉昭公(烈公)

 押健男国之御楯命(おしたけおくにのみたてのみこと)

明治時代の初めには、隣接している偕楽園内に、徳川光圀公と斉昭公を祀った祠堂があったのだが、明治6年3月に勅旨を以って「常磐神社」の社号を賜ったそう。

そして明治6年4月、徳川光圀公には高譲味道根命、徳川斉昭公には押健男国之御楯命という神号を賜ったのだとか。

明治7年に現在の地が神域となり、お社が造営されたようだ。

が!

戦火により社殿は燃えた、、、

昭和になって社殿建立に着手っ。昭和33年に新しい社殿が造営されたのだっ。

昭和43年は、明治維新100年ってことで、表参道&裏参道の鳥居は鉄筋コンクリートで!灯篭なども、奉賛会で建立されたらしい。

常磐神社

例大祭の朝にお詣りさせて頂くと、拝殿前には、どどん!とお神輿が。出番を待っていた。

常磐神社

拝殿右側には、常磐稲荷神社。ご祭神は宇迦之御霊命。五穀豊穣、殖産興業、開運招福、火防(ひぶせ)のご神徳を授かることができる。

手前にあった大木は、台風で折れてしまった、、、。

常磐神社

拝殿左側に、ちょっと見落としそうな小さなお社がある。彌都波能賣神(みづはのめのかみ)を祀った「水神社」。古事記では彌都 波能売神、日本書紀では罔象女神と表記されている。

灌漑用水の神、井戸の神様だ。祈雨・止雨や水利のご神徳をさずかることができる。

また、拝殿左側から裏手へ向かうと「三木神社」が鎮座されている。徳川光圀公の育ての親が祀られている。

常磐神社

拝殿裏には、こーゆー狛犬さんも鎮座。備前焼でできているのだっ。この狛犬と同じものが、大洗磯前神社にもあるそうだ。

常磐神社

戦火で、唯一残った能楽殿だが、平成3年に改修されたそうだ。奉納行事が執り行われる。

常磐神社

藤田東湖をお祀りした、摂社「東湖神社」。藤田東湖は、徳川斉昭公の片腕として仕え、幕府からも注目された人物だ。

常磐神社
常磐神社

御朱印は2種類。隣接する偕楽園の観梅時期には、枚数限定で特別な御朱印が頒布される。

大国ちゃま大国ちゃま

常磐神社には有料駐車場がある。

が!地図をみてもらうとわかるが、左側に鎮座されている「護国神社」には、広大な無料駐車場がある。観梅時期は有料になるけどな。千波公園に駐車することもできるぞ。千波公園には、無料と有料があるから注意じゃな。

*参考 茨城県神社誌